tracでwebadmin使って楽をする方法

仕事でどーしてもtrac使わないといけなくなってしまったので、とりあえずセットアップすることに。

日本語化tracのインストール

The Trac Projectから最新版をありがたく頂戴してインストール。その場合、さまざまな依存ライブラリ(mod_python, sqlite, etc)は自己解決すること。
インタアクト株式会社--公開資料(Trac)から日本語パッチをありがたく頂戴してwiki-default, templates, htdocsをオリジナルに上書き(バックアップはもちろんとっておく)。
認証をしないといろいろ不便なのでapacheの設定を以下のようにする。

$ cat /etc/httpd/conf.d/trac.conf
Alias /trac "/usr/share/trac/htdocs/"
## <-- http://hoge/proj/プロジェクト としてみえるように
## この階層で認証する必然は無いが、例と言うことで。
AuthType Basic
AuthName "Trac"
AuthUserFile /tmp/httpd/htpasswd ## <-- パスワードファイルの場所
Require valid-user
SetHandler mod_python
PythonHandler trac.web.modpython_frontend
PythonOption TracUriRoot "/proj"
PythonOption TracEnvParentDir /tmp/trac ## <-- trac-admin foo initenvする場所

$

これで日本語tracの環境を作成することが出来るようになったわけだが、環境の作成のしかたやsvnの設定方法等は割愛します。svnをセットアップするにはいろいろあるが、webdav化しておくとカナーリ便利なのでおすすめ。

WebAdminのインストール

WebAdminには、pythonの卵(EGG)になっているので、まずはez_setup.pyをさがして来て実行すると、eggを使うのに必要なファイルをとって来てインストールしてくれます。
続いて、TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.eggをさがして来て、zip拡張子をmvで外してから、

$ sudo easy_setup TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg

する。

インストールしたWebAdminを各trac環境で使用できるように設定するには、trac.iniに以下のように記述する。

[components]
webadmin.* = enabled

最後に、webAdminを実行可能な権限をユーザに附与してあげないといけない。/tmp/trac/hogeという環境のadminというユーザに全権を与えるには、

$ trac-admin /tmp/trac/hoge permission add admin TRAC_ADMIN

とする。