中国の前近代的覇権主義の露呈

産経ニュースによると、西太平洋を中国で管理しようと米国に提案したそうだ。この膨張主義というか覇権主義的というかあきれているばかりではいいようにやられてしまう恐怖を感じる。かつて日本は自主独立をかけてこの地域を戦場にこの地域の宗主国と戦ってきた。その結果、太平洋の植民地はほとんど解放され、独立した訳だが(ハワイや国連信託統治領などが例外)、実際上は米国が世界の警察として機能していることから、これまではそれなりにうまくいっていた。
しかし、中国が西太平洋の警察となれるはずがない。日本政府としても何らかの対応が必要であろう。米国に断られたから結果オーライとかという場合ではない。
反日教育に始まり、慰安婦問題、南京問題、731部隊問題、靖国問題、そして尖閣諸島侵略などすべては中国の覇権主義の戦略と考えてよいだろう。しかも、そこに悪ノリするかの国の存在が状況を混乱させている。