GWorkspaceで日本語のフォルダをあつかう

GWorkspaceに限らずGNUstep関係はdefaultsコマンドごにょごにょすればよいのですが、肝心の*.nfontリソースを作る方法がよくわからないという。で、本家に久しぶりに行ってみたら、きちんとやり方が書いてあって、ちょっとうれしい。
要するに、適当なTTFフォントファイルを$GNUSTEP_ROOT/System/Library/Fonts/Foo.nfontディレクトリ(Foo.nfontディレクトリは適当な名前で作っておく)にコピーかシンボリックリンクして、FontInfo.plistを書くかんじです。

% pwd
/usr/pkg/share/GNUstep/System/Library/Fonts/Foo.nfont
% cat FontInfo.plist
{
 Faces = ({
           PostScriptName = "Foo Font";
           Name = "Normal";
           Files = ("foo.ttf");
          });
}

たとえば、PostScriptName="Foo Font"とかすると、Foo Fontという名前でNSFontバンドルができるので、これで晴れて

defaults write NSGlobalDomain NSFont 'Foo Font'

します。あわせて

LANG=ja_JP.UTF-8

とか

GNUSTE_STRING_ENCODING=NSUTF8StringEncoding

とかの環境変数を設定しておくと完成です。エンコーディングロケールEUCやShiftJISも使えますが、UTF-8がふつーに使えるのが何とも幸せです。