海沢探勝路--大岳山--鋸山山行報告
奥多摩駅
海沢まで歩かないと行けないので、昭和橋の手前でうろうろしていると、おばちゃんが話しかけてきて、愛宕山(だと思う)を指差し「あれよ、登計山」とのたまった。海沢経由で大岳山に行くとつげると、険しいから気をつけてねと心配してもらった。
海沢園地
いやになるほど延々と林道を歩くと海沢園地についた。車が数台と、数人の人があずまやで食事とかしている脇を沢へ向かって突入。
ネジレの滝
この辺りは演習林という看板があり、大岳山向けの看板もあるのでそって進む。しばらく沢からはなれて山腹を歩いていくと、ネジレの滝という看板があったので、おりていったら、先の名無しの滝(仮称)からと思われる道と合流してネジレの滝にご対面。幻想的だった。
大滝
ネジレの滝を堪能した後、元の道まで戻り、大岳山方面へ進んでいくと、滑りやすい平らな岩盤を越えたところで大滝へおりる看板が。ここで第一登山者と遭遇(というか追いつかれた)。こちらは滝目当てなので大滝へ降りていったが、その人はそのまま大岳山へ向かった模様。
大滝はさすがに大きくて一番の迫力だった。
大岳山(悪路)->
ここから先は悪路だと言う看板があるが、気にせず登っていく。道が狭いだけで、よく踏まれているので怖くはない。さっきの人も登っているし。
途中、わさび運搬用と思われるモノレール軌道と遭遇したり、沢を渡り返したりするが、遠目で行き止まりになっていそうでも、そこまで行くと、しっかり道が続いているので、安心して登っていった。
沢がなくなると、急斜面をジグザグに進むことに。それで100mほど高度を稼ぐと尾根に出る。ここにも大岳山の看板があるので尾根道をぐいぐい登る。じつはこの辺ですでに気力が萎えていて、帰りは御嶽からケーブルカーで降りようかなとか考えていた。ここで第二登山者と遭遇。海沢園地に車を止めていて、ピストンする帰りとのこと。するといつのまにか尾根が終わり、また斜面をジグザグに進むことに。
大岳山
斜面を登り終わるとやっと鋸山と大岳山を結ぶ尾根上に出た。あとは最後の岩盤まじりの急坂を登ると大岳山頂に。展望は霧のためなし。10分ほど休んでいたらなぜか足は鋸尾根へ向かってしまった。
鋸山
楽勝。大岳山から鋸山までが一番楽に歩けたような気がする。
鋸尾根
泣きそう。天地山の分岐には看板があったが、行き先は「行き止まり」になっていた。1046.7mの三角点のあたりを14:30ごろ通過したが、ここで、鋸山へ向かう人とすれ違った。あの人は無事下山できただろうか。
この後、鋸尾根の真骨頂である岩場連続上下攻撃にあい、へろへろに。登りでこれをやられたら、距離感覚がなくなるだろうな。途中、「クサリ場コース」「愛宕山」「鋸山」の分岐がある場所がある。岩場のピークの一つに変な社が。ワンカップがたくさんお供えしてあって、酒好きの神様みたい。
愛宕神社
まぁ、普通の小さな神社でした。塔が建っているところの眺めが良いので、しばらく眺めていました。
反省
靴の馴らしはできたと思うが、途中で萎えたときには素直にエスケープするべきだった。今回はクリアできたがそうでない場合もあるだろう。