TIME&SPACE

SAWAのTIME&SPACEを買った。ほんとはAira MitsukiのValentine STEPが\500だったのでついでだったのだが、ヤバい。
PSY・SのCHAKA(安則まみ)を彷彿とさせる真っすぐな声質と歌い方はツボ。声質は安則まみにくらべてすこしだけ柔らかい感じですが。
淡々と歌っている曲が多いがAre You Ready For Loveだけはソウルフルな歌声を披露。サウンド的にはこのCDはエレクトロありのジャズっぽいのありのバラエティにとんだ感じ。ハウスでもアンビエントな感じもあり、いい感じ。メトロポリタン美術館では、まるでアノ矢野顕子のような伸びのある声を披露。声質だけではなく、確かな実力を感じる。
巷ではPerfumeフォロアー的な扱いも受けることもあるSAWAですが、これはズバリ言おう、PSY・S第二世代だと。当時はPSY・Sは該当するジャンルが無くてオンリーワンだった訳ですが、やっと同じジャンルが出てきた。楽曲の方向性次第というのは事実ではあるけれど。まぁ、そういう意味ではPerfumeもまたオンリーワンですけれど。
とか書きましたが、PSY・Sの曲を聞き直した結果、やっぱり、安則まみさんには及びませんでした、個人的には。PSY・ Sゴイスーですよ。
SAWAは、普通のJPOPだと言えば言えなくはないので、エレクトロが好きでない人でもこれはお勧め出来ますね。ヴォーカルの力を感じる一枚です(普通と逆の意味ですが、聴けば分かると思いますよ)。

やっぱり実際に聴かないとダメですねぇ。ということで、ELECTRO GIRL LOVERSも購入。でもこれはエレクトロ周辺のリサーチという点では残念でした。そんな中、Ayaka IkikoのSpiral Storageは異彩を放っていました。これもまたいいですね。CHIX CHICKSも良い感じ。まぁSAWAの安定感は群を抜いていますね。あ、ということはそれなりの収穫??
SAWAの公式サイトやブログを探したのですが見つけられなかった orz.

Valentine STEP

Time&Space

ELECTRO GIRL LOVERS

さて、オンリーワンのPSY・S、Perfumeに対してAiraは、...エレクトロ+アイドルでしょ。普通に。アイドルがエレクトロを真面目にやるのはPerfumeが開拓した分野ですが、Airaはこれの後継者といっていいでしょう。ただ、Aira本人は自分をアーティストと言っていますが、アイドルですから、良い意味で。大丈夫。デビューした頃はほんとにアーティスト(芸人)でしたが、いまや、アイドル(崇拝対象)になってますよ。エレクトロアイドルとして今後も期待してますと、リキッドのライヴ後の握手会で言いたかったが、「今後も期待してます」と言うのが精一杯で、「ツアー来てください」と言われて、「是非行きます」とか分け分からないことを口走ってしまった。
このまま、エレクトロアイドルをやり続ければ、日本のエレクトロの歴史には残るでしょう。
Ariraは今はブレイク前夜だと思ってますが、Perfumeのようなブレイクの仕方はしないと思ってます。Perfumeの時にも書いたですが、テクノ界隈の片隅を飾る程度のブレイクで十分ですわ、個人的には。まぁ、これが損益分岐点かと言われるとアレですが、要するに、これがメジャーになる必要も必然もジャンル的には全くないので、分かる人には確実にリーチする戦略を取るべきだと、そういう話なんですけどね。でも、d-topia的には、どうだろう。乙女ハウス路線(最近はキラキラ系というんですかね)はいいですけど、ハウスとエレクトロを同時に外すのはヤバいと思うデスよ? 基本戦略はやっぱり、ハウスで、エレクトロでしょ? 「サヨナラTECHNOPOLiS」とか、明らかにエレクトロですけど、ハウスじゃないし。ハウスカモン。
ああ、SAWAの話をするつもりが、Airaの脳内Pの話に.....。重傷ですねぇ。