YAMATOPIAレビュー
待ちに待った√thummのセカンドフルアルバムYAMATOPIA、ついに我が家に到着。初めて本格的にkonozama (amazon okの逆読みね)を味わった。一月以上前に予約してるんだから、発売日の次の日には到着するようにして欲しい。発売日前までは翌日到着予定だったのに。そうじゃないと、CD屋ジプシーする生活に戻るよ。
√thummとは
まだ知らない人も多いと思われる√thummとは
奈良発信生楽器テクノバンド!
エレクトロ+オリエンタル÷バンドサウンド!!!
80年代〜近年のエレクトロサウンドを吸収しながら、日本を感じさせる和のメロディー。
見る人を選ばないハッピーでファンタスティックなライブパフォーマンスはライブハウスからクラブシーンまでをも飲み込んでしまう。
純日本人が放つ、全世界へ向けたジャパニーズミュージック。ルートサム。2007年シンセサイザー最強パフォーマンスコンテストにてYMOの松武氏、カシオペアの向谷氏から審査員賞を受賞し、2008年3月にはシングル「autumn love」がiTunes StoreエレクトロニックランキングBEST10入り。同曲はDJ NOZAWAのmixCDに収録されるなどヒットし、同年8月自主制作盤「seek a floria」をリリース。
同年末にはZEPP OSAKAで行われた2008-2009カウントダウンイベントに出演。
2009年7月には東京・大阪で開催される都市型フェス『NEUTRAL NATION 2009』にてMice Paradeやサカナクション、toeなどのビッグアーティストとの共演。
また√thummが盟友nuxxとダンサブルなバンドを集めた人気イベント『TECHROCK』を主催している。
話題の謎のキャラクター"ジャッピー"などアートワーク面で現代アートチームAntennaとコラボし、
同年12月初の全国流通盤"coton"を発表。
収録曲NEU!のアナログカットや、テレビラジオなど多数メディアに取り上げられるなど話題を呼び、2010年7月パリにて行われたJAPAN EXPOに出場するなど活動範囲を世界へ向ける。
7月28日には待望の2ndフルアルバム"YAMATOPIA"が発売!√thumm are...
lio(Vo.Ep.SynBa.)
sujin(Gu.Prog.)
しまーる(Dr.)
です。以上、http://rootthumm.com/より。ほんとはフランスのサイトでJAPAN EXPOでの紹介では√がでないのか、vthummと書かれていたとか、いろいろ書きたいですが、本家がそうなのでそういうことにしますです。とかよけいなことですね。で、レビュー。
CUBIC STAR
左右超分離のイントロからブリブリベースの展開で、タイトルから808StateのCubicの連想をした人も多いだろうが、やはり√thummでよりポップに。具体的には歌詞カードに無い3.2.1 goとか、途中の変調とか、日本人好みの展開(つまらない例ですいません)。ライヴで聴きたい。これほんと関東でやって欲しい。ライヴの景気付けのNEU! のオルタナティヴでいいので。
harukami
おフランスのJAPAN EXPO で披露した曲の一つ。youtubeでもメンバーからの公式PV動画があり、√thummファンは知っていることの多い曲。奈良出身の友人に紹介したらめちゃくちゃ反応していた。PVがぜんぶ知っている場所らしい。私は「ああ、和だなぁ。奥多摩行きたいなぁ」とかでしたが。ていうか、曲の感想をして欲しかったww。この曲は歌詞も素晴らしい。リスナーの心のふるさとが思い出させる曲の一つ。まぁ、都会の人にも聴いて欲しい。
FUJI
もっとも歌詞が√thummらしい曲、是非CDを買って歌詞の全貌を把握して欲しい。曲はクラブ仕様でかっちょいい。英語耳が無い私にはなんのことかさっぱりですけどね、lioさんの才能は凄い。楽曲的にはここまで四つ打にやってるんだから、いわゆるサビも四つ打にしてもいいと思ったです。四つ打廚だからだけど。Bメロ以降のスネア要らないかも。でも、曲は良いです。偉そうに言ってすんません。
ヤマトコトノハ
ポップだが、歌詞が怖い。Perfumeでたとえると、エレクトロワールド。違いは、すこしの救い。まぁ、深読みしなければ分からないレベルかも。でも、私個人としては、今の状況を現していて凄く深いと思います。
KISS ME KISS ME
ことば遊びが楽しい曲。ハウスなサウンドでキャッチした√thummでしたが、引き出しが多いなと思いました。普通にAKB48とかが歌うと吐き気するほど売れると思う。楽曲提供グループになって欲しくないですけど。アゲアゲサウンドで「Ah- ひまーだー」こんな詩ナイス。
SINCE YESTERDAY
これは、タイトルを見て分かる人もいると思いますが、カヴァー。
だが、全く他の楽曲とのインピーダンスギャップがなく、すんなりと耳に届く。完全に√thummサウンド。原曲はこちら http://www.amazon.co.jp/dp/B00005MB51
皐〜satsuki〜
初夏の皐月を歌う曲。この説明だけだと、明るく軽いpopな先入観しか無いだろうが、しかし√thummは違う。アルバム中最も重厚な構成の曲に仕上がっている。展開もプログレチックの格好良さ。タテノリ大好きな人にはアレかもしれないけど、これはいい。
ALIVE
ちょっと重厚な感じのエレクトロポップだが、lioさんのヴォーカルが乗ると軽くなるんだよなぁ。インストルメンタルだけだと凄く重厚な感じがするだろうけど。その辺のバランスが√thummの魅力ではある。超ハードでカッコいいのよ。歌詞厨はアレでしょうけどね。特に!日本語な歌詞は、音重視なのでそのつもりで。で、それは別に聞き取れる楽器の一音一音がかわいい。
RISE ON PRISM
作詞がKさんという謎の人。そして楽曲的もこんな引き出しあったのかと思う新展開。16ビート素敵。全くの勘だが、これは、詞先だと思う。lioさん声がセクシー。
GOOD BYE BYE!!
サウンドもヴォーカルも今の√thummのらしさ、を、現すならこの曲と思います。歌い踊れって感じのハッピーなサウンドに、サヨナラな歌詞。これっすよ。萌え。歌詞を深読みするとアレすぎるのでアレ。萌え。
beautiful field by remix ohashi (サイケアウツG)
cotonのbeautiful field のremix。あのメロウなbeautiful fieldが超カッコいいエレクトロハウスに変貌の真希(巻ではなく真希)。原曲ももちろん好きですが、これ超いい。残念ですが、後藤真希は関係無いです。
hama remix by cutsigh(audio active)
これもcotonのhamaのremix。こちらは原曲を活かしたremixであえて言うとジャギーな感じ。すんません。真面目に聞き比べてない。
結論
cotonとYAMATOPIA買え、ですか。優先度はYAMATOPIAでOK。ただ、NEU! とか magic love とかのライヴの定番曲はcotonにしかないのでそちらも出来れば買って欲しいです。TECHROCK関東来ないんだよ orz。関西なんだよ。時々で良いのでまた関東にも来て欲しい...。
なお、聴きたいけどCD屋の試聴システムがあるにも関わらず、地元のCD屋にYAMATOPIA置いてないので木試聴できないという人には、http://rootthumm.com/yamatopiaから超ダイジェスト版が聴けますので、お家にいながら聴いてから判断出来ます。√thummのファンには、聴いて気に入ったけど買いたくないというキチガイはいないことを祈ります。
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