甲府というか清里

友人が九州から甲府にお仕事の都合で引っ越してきたこともあり、甲府に遊びに行くことになった。

天下茶屋

この御坂峠の天下茶屋昭和9年の創業で、

古くから富士見三景の一つとして数えられ、 太宰治風呂屋のペンキ画、注文通りの景色(富嶽百景より) と表現させた絶景は、日本の文学者を天下茶屋へと誘いました。

とのことだが、時間も夕方であり曇ってきており眺望は残念な感じだった。また、茶屋自体も営業終了していて残念だった。しかし、次々と車で来る人がおり、人気を感じさせた。太宰治の石碑を見てから下山し、温泉へ。途中、浴衣の人が多かったり渋滞があったりなんかあるなと思っていたら、やはりお祭りが。

この日は、笛吹市夏祭り第46回石和温泉花火大会という山梨県最大の花火大会の一つのある日であり、この温泉からその模様を観覧することができるという。生まれて初めて露天に入ったが、実に気持ちがよかった。もう電エースばりの気持ちよさ。そして実際に、花火大会の模様も見ることができた。眼下に打ち上げられる花火を見るのも微妙な感じだが、結局、風呂に1時間以上堪能した。途中、写真を撮りたかったのだが、露天風呂にカメラ持参すると小一時間問いつめられる恐れがあり断念。帰りではいわゆる見物駐車している車がいて、ハザードも付けずかなり危険な状況。みんな眺めのいいポイントを良く知っていたので、地元の地理に詳しい者の計画的な犯行と推測された。

JR最高地点

翌日、鉄分高めの友人がJR最高地点へ連れて行ってくれた。

この地点は、山梨県にある清里駅(1276m 駅では国内2位)と
長野県にある隣の野辺山駅(1346m 駅では国内最高)の間の長野県側にあり、
清里駅から車でおよそ10分で行けます。

標高は、1375m。JR最高地点なのに電車では行けないというので、車で来た訳。最高点の踏切脇には神社があったのでお参り。なお映っているのは友人の一人。

そして、この写真を撮った直後に、奇跡が。

なんと、小梅線がこのJR最高地点を通過してくる様を写真に収めることができた。これは結構レアだと思う。友人も鉄分高めのせいもあり興奮気味。私は準備が遅れて踏切を越えた後の写真だが、踏切も映っているので証拠写真としては十分。その後、清里へ。

KEEP教会

ここで、清泉寮へ行くあたりが流石友人。
KEEP教会とは、

キープの創設者である米国人ポール・ラッシュは、第2次世界大戦で破綻した日本を再建するため、八ヶ岳山麓の農村をモデルに、酪農を中心とした高冷地農業を全国に広めました。この事業は清里を拠点に、Kiyosato Educational Experiment Project (清里教育実験計画)命名され、その頭文字をとってKEEP(キープ)としました。

という、キリスト教系の団体。XがKEEP教会の旗であるのだが、日章旗と上下に掲げられていることもあり、「●×」にしか見えないのがお茶目。

以前清里に自分で行ったときには清里駅前をぐるぐる車で回って、「つまんねー」という残念さしか残らなかったが、ここは清里のイメージ通りの雄大な景色と、ソフトクリームを堪能出来る。お勧め。

八ヶ岳高原大橋

最後の観光スポットがこの、八ヶ岳高原大橋。
実に素晴らしい眺め。橋の中央付近から下を流れる川俣側はこんな感じ。

実にいいですよね。曇っててよくわからないですが、上流側の風景はこんな感じ。

やっぱり森はいいなぁ。で、最後に大橋自身はこんな感じ。

感想

実にまんぞく。本当に有り難う友人。また来たい場所ばかりでした。