八丁山--お伊勢山山行報告書

今年のはじめ雪のため挫折した八丁山に行ってきました。ルートと到達時刻は、以下の通り。

鷹ノ巣山登山口(10:05)--八丁山分岐点(10:28)--八丁山(12:36)--お伊勢山(13:30)--鞘口のクビレ(13:35)--巳ノ戸林道(日原方面)--鷹ノ巣山分岐点(14:56)--東日原バス停(15:29)

八丁山分岐点から巳ノ戸尾根まで

鷹ノ巣山と八丁山を分ける分岐点からつづら折りに高度を上げて行き、民家跡を越えてさらにつづら折りに行く。踏み跡が複数あり混乱するが、楽そうなところをチョイスすれば良い。尾根に出ると下草が全くない林が広がる光景に出くわす。そこからは緩やかに尾根上を上がれば良い。

巳ノ戸尾根から露岩帯まで

途中で植林用の鉄条網があるが、だいたいそれに沿って高度を稼げば良いが、鉄条網がなくなると、踏み跡がほとんどみあたらない登りが始まる。尾根を外さず適当に登るしかない。ところどころに思い出したように踏み跡があるので参考にする。

露岩帯

個人的にはちょっと凄い露岩帯だった。三点支持で登って行くと展望が開ける。この高度感は鷹ノ巣山より凄いのでは。写真では高度感が伝わらないのが残念。

八丁山山頂

露岩帯を抜けるとすこしで山頂。うってかわって地味で、あやうく山頂プレートを通り過ぎるところだった。展望もなく薄暗い林の中。ここで大休止。無視がうるさいので持ってきた虫除けスプレーを使う。

木の子地帯

八丁山頂から急降下し、お伊勢山までは細い尾根を上下するわけだが、前日雨だったせいか、木の子が巨大化していた。


お伊勢山山頂

お伊勢山山頂は八丁山よりさらに地味だった。プレートも地面近くにあるので注意しないと通り過ぎそう。

鞘口のクビレ

小伊勢山山頂から急降下するとすぐに鞘口のクビレ。ここには巳ノ戸林道で遭難した人の碑が建っている。昭和59年とのこと。遭難したと思われる巳ノ戸谷方面は通行禁止になっていた。

巳ノ戸林道(日原方面)

日原方面へ進むも、すぐに倒木で塞がれていた。まぁ巻いたりすればいいのだが、この先そういうのが何度もあった。

すでに独自ルートで下った踏み跡も複数あり、混乱している感じ。一応正規と思われるルートにはときどき補強がしてある。

鷹ノ巣

踏み跡を下っていくと最後には沢に到達するが、踏み跡らしきものは完全消滅する。

ときどきテープが巻いてあるのでそれを頼りに沢を下って行くと、ところどころ道が復活するので、それを使って降りて行く。途中、新しめの道標が倒れていた。

この道を復旧した跡が残っていたが、今後メンテナンスされるかは不明。

というより、多分この道は放棄されているようだ。あと何年化したら礫で埋まって完全に姿を消しそうな勢いだった。
鷹ノ巣山に登ったときには、巳ノ戸林道と鷹ノ巣山方面の分岐点には、「鞘口のクビレまで開通」とか書いてあったが、今回は方面板ごと切り取られていた。

東日原バス停

病み上がりで体力的にはちょっと辛かったが、コースとしてはちょうど良い感じだった。