JPM創刊のお祝い

Perfumeholismという言葉を知っているだろうか。Perfume依存症とも言われるこのPerfumeholismを学術的に研究しようという活動がtwitterの#prfmmedクラスタで行われている。今回、Perfumeholismの発見を契機にPerfumeの医療への貢献を科学的に検証するため、新医学雑誌、Journal of Perfume Medicineが設立、創刊に至った。創刊号は2010年6月で隔月刊の予定。
入手には、twitterで#prfmmedタグ付きでツイートして認知してもらうか、編集長氏のブログに指定の手続きを行うことで現在の所無料で頒布される。
内容については、ぜひ入手したうえで各自で判断していただきたい所だが、Perfumeholismという臨床的には従来からよく知られてきたこの依存症について、科学的定義を与え、検証して行こうというのは画期的なことである。
Perfumeholism自体は、これまで「癌の進行を遅らせる」と言った仮説や「一部の気分障害に効果がある」という仮説が提案されていて、必ずしも治療が必要な疾病ではない。今号のJPMではPerfumeholism患者からNK細胞TypeAが発見され上記の癌への効果を検証するための材料が加わったという報告である。
Perfumeholismが正しく理解されていくことで、http://news.ameba.jp/weblog/2008/09/17571.htmlのような悲劇がなくなって行くことを望む。