アノ国のすごさ

北京オリンピックにはみそと漬物持参でによると、

2月22日(ブルームバーグ):トライアスロン選手のサラ・グルフ氏(26)は昨年9月、米国代表のオリンピック選手の座を競うため北京を訪問した際、食べ物や飲み物に「80%の注意」を払った。だが、それでは不十分だった。

グルフ氏は食中毒にかかり、嘔吐と下痢の症状を訴えて入院。「北京の腹痛」と戦うために、抗生剤を飲み、静脈内にほぼ3袋分の輸液を投入する羽目に陥った。

グルフ氏は電子メールで「食べ物と水が原因である可能性が非常に高い。競技に参加できることになれば、レースに出場するために米国から持参した食料以外は口にしないつもりだ」と述べる。

そりゃそうですよね。できれば空気も水も持ち込みたいところでしょう(というかそこが汚染されまくっているのが諸悪の根源....。いや、それを放置する人が根源か)。でも

北京オリンピック組織委員会は21日、オリンピック期間中に選手たちが食べる食品の安全を保証するとし、食料を持参する予定の米国チームを批判した。

というのがアノ国。しかしもっと信じられないことが。

世界保健機構(WHO)、アジア開発銀行、中国政府が05年に発表したリポートによると、中国では毎年、少なくとも3億人が、食べ物が原因となる病気にかかっている。これは同国の全人口の約23%に相当する。

病気の原因となるのは、飲料水のほか、かんがい用、家畜用の水の汚染だ。中国衛生部が18日に発表した調査によると、現地の水から採取されたサンプル6948件のうちほぼ26%が大腸菌で汚染されていた。

さらに、抗生剤や発がん性のある化学物質が注入された魚や、発がん性のある赤い染料が加えられたニワトリやアヒルの卵、殺虫剤入りの冷凍ギョーザについて報じる最近のニュースを聞くと、人々は気分が悪くなってしまう。

毎年3億人ですよ。日本で言うなら、食中毒が毎年3000万人規模で起きていることになる訳で、本当に信じられないほどの凄さ。彼の国は斜め上と言われるが、アノ国は微分不可能ですな。
もしかして、アノ国の輸出品は国内向けより本当に品質が高いのかも。だとしたら絶望的ですけどね。