巳ノ戸林道探検報告

さいしょに断っておくが、鞘口ノクビレから先の巳ノ戸林道へは行かない方がいい。
それは崖に付けられた道が細いとかそういう面もあるが、

各所で大崩落しておりとても巳ノ戸ノ大クビレまでたどり着けないだろう。

斜面の茶色い部分は足跡である。流れているのは移動に伴い流れ落ちた砂礫である。この足跡から分かるようにかなり危険だが、この斜面はなんとか越えた。この先でさらに大崩落がすくなくとも2カ所あり、あきらめて引き返してきた。引き返すのも大変だった。砂礫の斜面を行ったり来たり。
気を取り直して、鞘口ノクビレから鷹ノ巣尾根を登りヒルメシクイノタワへ向かうことにした。

薮が酷いが、なんとなく獣道が出来ているのでそこを辿れば30分ほどでヒルメシクイノタワへたどり着くことができた。先ほどと違いこちらは簡単だった。

帰りは稲村岩へ登って帰ってきた。頂上の祠はこんなかんじでした。

また、稲村岩基点から伸びている巳ノ戸林道であるが、驚いたことに鞘口ノクビレまでは補修が済んでおり、普通に通行できる(分岐にロープで通れなくしているが)。したがって稲村岩尾根を登るのが辛い人で変化に富んだコース取りで鷹ノ巣山へ行きたい人には鞘口ノクビレからヒルメシクイノタワへ登ってみてはどうだろうか。夏は辛そうだが。